0 歳から2歳児までは、親との愛着関係がとても大切な時期です。その年齢期には、「自分が甘えられる相手」を認識し、愛情を感じられることが大切です。同じ保育士が同じ子を見るゆるやかな担当制で、しっかり愛着関係を築きます。
快・不快という、素肌で感じる人としての初めての感情を大切にし、布オムツを使用しています。
古くから伝わる「わらべ唄」や「絵本の読み聞かせ」には、言葉の持つ美しさや意味の大切さだけで無く、豊かなコミュニケーションを育むための"魔法の力"が備わっています。
人と人が触れ合い、目と目を合せ肉声で語りかける「わらべ唄」には子どもたちにとって無理な音域や音程もなく、一定のリズムと同じことばの繰り返しが気持ちを安定させ、情緒を豊かにします。
「絵本の読み聞かせ」も同様にそのイメージの中で子どもたちは想像力をふくらませながら豊かな感性と創造力を培っていきます。
本棚のある待合室
子どもたちが自分で取りやすいよう、特別に若干斜めに作られた本棚が置かれた待合室では目を輝かせて絵本を選ぶ子どもたちの姿が見られます。
プールあそび
夏場は屋根つきのプールで楽しく遊びます。
年齢に合わせて、大小のプールで色々なおもちゃを使って遊びます。
園庭あそび
園庭の遊びの中で様々なスキルを習得します。
登ったり、ぶら下がったり、飛んだり、滑ったりすることで体の様々な筋肉を使う方法を自然に覚えていきます。
■ピアジェ保育
これまでのような大人目線の『つめこみ教育』ではなく、子どもの成長に応じたピアジェ保育(ジャン・ピアジェ理論を基礎)を行っています。
子どもは大人と同じ世界観や能力を持っておらず、成長するに伴い、徐々に様々な世界観や能力を身に着けていきます。
例えば、小さい人形には小さな帽子、大きい人形には大きい帽子を関係づける(比例)、小から大に並べる(系列)、スリッバは対に(乗法)、大小、色別の分類など「おかたづけをする」という言葉の意味でもその行動でも、それぞれの発達に応じて主体的動作や考え方をしながら環境に適していきます。
言葉で「おかたづけしましょう」と言えば、その言葉の意味を理解していくと考えがちですが、大人の概念とは違って、子どもが主体的に環境の意味を独自に判断して行動をするわけです。
「数の保存性」についても例えば下図のようになり、同じ数量でも子どもは形が変わると、その値が多くなったり、少なくなったりすると思います。
くほんじこども園では、子どもの発達心理学を説いたスイスのジャン・ピアジェ理論をもとに子どもたちの自然な成長に応じた保育を心がけています。
【ピアジェ理論】
スイスの心理学者ジャン・ピアジェが提唱した発生的認識論のこと。
子どもの言語、世界観、因果関係、数や量の概念などの臨床的な研究を通して、子ども達の認識過程、思考発達段階考案をまとめた理論。
美術あそび(外部講師)
子どもの心の成長に必要な栄養のひとつに、造形活動があります。モノを創造する・作るという行為です。
その栄養をより豊かに吸収するため、専門の講師を依頼して美術遊びの時間を設けています。
科学のあそび
子どもたちの観察する目を養おうと、毎月「科学のあそび」を行っています。
5才児・ふじ組では、磁石や鏡を使った遊びなど、科学の不思議な力を利用した、色々な遊びを体験しています。
リズム運動(運動発達促進)
くほんじこども園のリズム運動は、単に音楽に合わせて体を動かすリトミックとは異なります。
この運動で特に意識して動かすのは「突き出た脳髄」といわれる手足の指です。
音楽に合わせて裸足で跳んだり、止まったり、這ったりすることで、子どもたちの運動神経や感覚神経、脳の発達を促します。
幼児体育(外部講師)
器械運動・キッズサッカー・プールを中心に専門の講師が指導します。